A. 血糖値をほとんど上げない甘味料の一種です。エリスリトールの安全性や砂糖との違い、取り過ぎによるデメリットなど詳しく解説します!
はじめに
エリスリトールは、トウモロコシや小麦のでんぷんを発酵させて作られる天然由来の糖アルコールの一種です。
砂糖のように自然な甘みがありますが、カロリーはほぼゼロで、血糖値をほとんど上げないのが特徴です。
人工甘味料ではなく、自然界にも果物や発酵食品に少量含まれている天然の甘味料になります。最近は糖質オフのスイーツやチョコレートに使用されて人気が高まっています☆
ブログの最後に「糖質を気にしないで食べることができるおすすめスイーツ」も紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください(^^)/
砂糖と比べてどう違う?
砂糖とエリスリトールを比較してみました!
| 項目 | 砂糖(ショ糖) | エリスリトール |
|---|---|---|
| 甘さ | 基準(100%) | 約70% |
| カロリー(1gあたり) | 約4 kcal | 約0〜0.2 kcal |
| 糖質量(1gあたり) | 約1 g | 約0 g |
| 血糖値への影響 | 上昇する | ほぼ上昇しない |
| 虫歯のリスク | あり | なし |
注目すべきはやはりカロリーと糖質量です。エリスリトールは小腸で吸収されますが体内で代謝されないため、糖質量もカロリーもゼロになっています。
なぜ血糖値を上げないの?
エリスリトールは通常の糖と同じように小腸で吸収されたあと、体内の酵素によって分解されずにそのままの形で血液中を流れ、そのほとんどが尿中へ排泄されます。
このためブドウ糖のように血液中の糖濃度を上げることがなく、インスリンの分泌にも影響しないと言われているのです。
安全性は大丈夫?
エリスリトールは世界中で長年利用されており、「摂取上限(ADI)を設定する必要なし」とするほど安全性が高い甘味料として国際的にも認められてきました。
しかし、2023年以降の短期のヒト介入試験で、エリスリトール摂取が血小板の反応性を高める可能性が示されました。これにより最近では、「摂取上限なし」から「過剰摂取はやめましょう」というように変わりつつあります。特に心血管疾患のリスクが高い方は、1日に大量に摂るのは避けた方がよさそうです。
また、一度に10g以上摂るとお腹がゆるくなるといった消化器症状がでる方もいるので、最初は少量から試してみるのがいいかと思います。
1日の目安量は?
2023年の欧州食品安全機関(EFSA)の報告では、お腹の不調(下痢など)を防ぐための目安として体重1kgあたり0.5g/日という数値が示されています。これは体重60kgの方なら1日およそ30gが目安となります。
一般的な目安としては、1回10g以下、1日20〜30g程度になり、砂糖の代替として日常的に利用する分には問題ない量になります。
どんな人におすすめ?
- 血糖コントロールを意識している方
- ダイエット中の方
- 甘い味を我慢せずにお菓子を楽しみたい方
エリスリトールはコーヒーや紅茶の甘味づけ、ヨーグルトやスイーツづくりなど、かなり幅広く使えます☆
砂糖よりも後味がすっきりしており、糖質・カロリー制限中でも安心です。
おすすめの低糖質スイーツ
エリスリトールは、カロリーがほぼゼロで血糖値に影響のない甘味料です。摂り過ぎに気をつければ、糖質制限中やダイエット中の方にも安心して取り入れられます。
最近では、エリスリトールを使ったおいしい低糖質スイーツも増えています。血糖値が気になるけど、家族の誕生日やクリスマスなどのイベント時にケーキを食べたい!という時に、みんなで美味しく食べられるおすすめスイーツをご紹介します☆
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こちらは砂糖の代わりにエリスリトールを使用することで、1カット(3cm)でわずか糖質3.3gという低糖質を実現した生チョコロールケーキです。北海道産の生クリーム、ベルギー産チョコレートを使用し、素材にこだわって作ったケーキです。ケーキが口の中でとろけて、カカオの風味がいっぱいに広がります。糖質制限中でもこれなら気にせず食べることができますね!

こちらは北海道産の生クリーム、デンマーク産高級クリームチーズを使用した苺のロールケーキです。砂糖の代わりにエリスリトールを使用することで、1カット(3cm)でわずか4.5gの糖質量です。いちごはしっかりと存在感があり、あっさりしているけどコクのあるクリームが最高です。低糖質とは思えない味わいですよ(^^)



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