A. はい、本当です。炊きたてのご飯よりも血糖値が上がりにくいです。また、他の嬉しい効果もあるので詳しく解説しますね!
「炊きたてより、冷やご飯のほうが太りにくい」と聞いたことはありませんか?
これはあながち間違っていません。
その理由は、ご飯を冷やすことで増える「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」にあります。血糖値に優しいだけじゃないレジスタントスターチの秘密とは?
レジスタントスターチとは?
レジスタントスターチとは、「小腸で消化されにくいでんぷん」のことです。
通常、炊きたてのご飯に含まれるでんぷんは体内で素早く分解され、吸収されるために血糖値を急速に上げてしまいます。
ところが、ご飯を一度冷やすとでんぷんの一部が結晶化して、「消化されにくい構造」に変化します。
これが「レジスタント=抵抗性」の名前の由来です。
冷やご飯には、
- 吸収されにくい
- 食物繊維のように腸内で発酵される
- 血糖上昇をゆるやかにする
といった特徴があるのです!
冷やすことでどのくらい変わるの?
研究によると、炊きたてご飯を4℃で12時間程度冷やすことで、レジスタントスターチが増えるとされています。
一般的な炊きたての白ご飯のGI値はおよそ85前後(高GI)ですが、冷やご飯(冷蔵後に常温またはぬるめで食べたもの)のGI値は、約60〜70前後(中GI)になると報告されています。
「冷やご飯を食べれば血糖値が上がらない」というほどの効果は残念ながらありませんが、温かいご飯に比べて血糖値の上昇が緩やかになるのは確かです☆
夜ご飯に冷やご飯を選ぶメリット
夜は活動量が少なく、食後の血糖値が高いまま寝てしまうと、翌朝まで高血糖が続きやすくなります。
そこでおすすめなのが、「夜ご飯に冷やご飯を食べる」という方法です。
レジスタントスターチは食後の急激な血糖上昇を防ぐだけでなく、腸内環境を整える効果もあります。そのため夜に食べることで翌朝のスッキリ感や、お通じの改善といった嬉しい効果も期待できます。
食べ方のコツ
冷やご飯を取り入れるときのポイントは次の3つです。
- しっかり冷やす:炊きたてのご飯を冷蔵庫で半日ほど冷やすと、レジスタントスターチが増えやすくなる。
- 温め直しすぎない:電子レンジで熱々(70℃以上)に戻すと、せっかく増えたレジスタントスターチが減ってしまう。ぬるい程度(40〜50℃くらい)までの温めならレジスタントスターチはほとんど壊れないので、軽く温める程度がおすすめ。
- 雑穀や玄米を混ぜて:雑穀や玄米を混ぜたものを冷やご飯にすると、さらに低GI 値となるため効果がアップ!
まとめ
冷やご飯に含まれるレジスタントスターチは、血糖値上昇をゆるやかにし腸内環境を整える働きを持つ、「第二の食物繊維」ともいえます。
夜ご飯で冷やご飯を選ぶことで、食後の血糖値上昇をゆるやかにして、腸活にも効果が期待できます。ただし、効果は劇的にいいというわけではなく「炊きたてよりも少し良い」程度です。
基本は食事全体のバランスと食べる順番(野菜→たんぱく質→ご飯)を意識することが大切です(*^o^*)
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